ワシントンのナショナルズは、9回、1番・ワース右翼手がサヨナラ本塁打。
2-1でカージナルスに勝ち、2勝2敗のタイに持ち込みました。
この日もワシントンは4万44392人(新記録)の満員。赤のチーム・カラー・タオルが
埋める、ファンの支えが「負ければ終わり」のチームを支えました。
2回は4番・ラローシュ一塁手が先制本塁打、第2号。
先発・デトワイラー以下、3人のリレーで、カージナルスを3安打に封じました。
12日の最終戦ホームは、21勝のジオ・ゴンザレスが、チームの悲願を背に
先発予定です。カージナルスはウエンライト。
「ワースは多く本塁打しないが、信じられない当たりだった。こういう
試合の終わり方は素晴らしい」と、言うデーブ・ジョンソン監督。
2008年オフ、フイリーズから7年契約の大金投資で迎えられましたが、
今季は左手首故障で75試合も欠場。打率も・232。
「あんな男に大金を出す価値があったのか?」という批判も起きて
いました。
「私がここに来たときは、ファンもまばら。チームも勝てない、苦難の
シーズンだった。今季は勝てるチームになり、ファンも増えた。
頑張ればいい結果が出る、ことを証明できてうれしい」。
ようやく男になったワース。明日の決戦が楽しみです。
CBSスポーツラインのレポートでした。
了