29日、ニューヨークの、2人の看板スターが再契約しました。
ヤンキースの史上最高のクローザー、マリアノ・リベラ投手と、メッツ
の3番打者、デビッド・ライト三塁手です。
リベラは5月3日、ヤンキースタジアムの練習中、打球を追って外野フェンスと
激突、ひざを痛めて以後休養。6月に手術を受けてリハビリ中。
再起の見通しがついたため「もう1年やりたい」と、1年契約したもの
です。年俸は1000万㌦(約8億2000万円)と言われていますが、ヤンキースは
30日、正式発表しました。
もう43歳。まだマウンドへ上がる闘志、気力、体力はすごいものです。
メッツは長い間、ライトと交渉していましたが、ようやく長期契約がまとまり、
CBSスポーツラインの情報では、2020年まで延長、年俸総額は
1億3800万㌦(約110億円)とも伝えられる、メッツ史上最高額、
になります。
今季は打率・306、21本塁打、二塁打41本。飛び抜けた成績では
ありませんが、コンスタントな実績はメッツの攻守のリーダーでした。
レイズの4番、ロンゴリア三塁手も2022年までの長期契約を
結んだばかりです。
いわば、スターの一生を保証する形ですが、故障の危険がある、このやり方は
果たしていい結果を生むかどうか、神のみぞ知る、ということでしょうか。
了