王手を掛けられて、敵地へ移動したジャイアンツ。シンシナチは
今季最多、4万4501人の超満員。地元ファンは、一気のスィープで
歓喜の瞬間を待ちわびて、続々集まりました。
しかし、ジャイアンツは粘りに粘り、延長10回、レッズのベテラン、ローレン三塁手が
2死2、3塁で何でもないゴロをお手玉。まさかの決勝点。同点に追いついた
3回表も、死球、四球の走者を犠打で進め、ぺーガンのセンターへの
犠牲フライ。ノーヒットで追いつくラッキーなものでした。
レッズの先発、ベイリーはノーヒット・ノーラン以来のマウンド。7回を
シングル1本、三振10個を奪い、楽に勝利投手のピッチングでした。
レッズの4投手は合計16三振奪取。一方的に押しまくっていたのに、
勝利は遠かった、のです。
相手を3安打に抑えたレッズは負けた気がしないでしょう。
困ったことに、第4戦は先発をだれにするか、未定なのです。
第1戦に先発したクエトは、背中を痛めて、まだ回復せず、
使えるかどうか、?なのです。
ナ地区シリーズで、2-0とリードしたチームが逆転負けした例は
ありません。でも、この奇勝をきっかけに、まさかの大逆転が起きないとは
限りません。
心臓発作から、約1ヶ月ぶりに、ホームのベンチに戻った、レッズ・ベイカー監督は
「非常に難しい判断に迫られた」と、うなるばかりでした。
CBSスポーツラインのレポートでした。
了
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