ナ・リーグの西地区はどこも波に乗れず、苦闘が続いています。
3位・ダイヤモンドバックスは、ロサンゼルスでドジャースを5年ぶりの
スィープ。一気に「2・5差」の圏内に詰めました。
1番・左翼にヴィクトリーノ(フィリーズ)を迎えたドジャーズ、5番に
ペンス(フィリーズ)を獲得したジャイアンツ。いずれも黒星。
ドジャースはヴィクトリーノの席を空けるため、エンゼルスから加入した、
ベテランのアブレイユ外野手を解雇せざるを得なくなりました。
こういう駆け込みトレードの効果はすぐに出ないものですが、ジャイアンツは
昨年もベルトラン外野手を補強したものの、故障続きで役に立たず、いまは
カージナルスの4番で再起しています。
打線の不振に悩むジャイアンツ。何とか首位はキープしていますが、さて
このまま逃げ切れるかどうか。
ドジャースは3番・ケンプが健康を取り戻したので、ヴィクトリーノが1日も早く
なじむのを祈るばかりです。
ナの西地区は勝率が低く、このままでは、地区優勝しないかぎり、
他地区にはかないません。
ジャイアンツは、9月3日以降は全部、同じ地区同士の死闘が続きます。
ドジャースも19試合は西地区相手。ファンには毎日、ハラハラの連続です。
了
コメント