ウィンター・ミーテイング2日目、重大な協定ができました。
MLBの要請で、全米野球記者会に「２０１２年から取材の服装を
規制、ビジネス・カジュアルを着用しない記者は取材できない」
の申し入れがありました。
記者会代表も了承。来年からは服装をキチンとしない人はアウト
になります。つまり、だらしない格好をしていては入れない、ということ
になるのです。
私は、なるほど、と、思いました。とにかく、ラフな格好をして
いる人が最近は多い、のです。特に若い日本人記者は、背広、Yシャツ、タイ
のスタイルの人はほとんどいません。
私が記者活動を始めたころは、「記者は会社を代表している者。
いつ、どういう人に会うか分からない。毅然としていろ」と、常に正装
を求められ、先輩はみんなそうでした。
それが、シャツをだらしなく着て、スニーカーでやって来る、
こういう連中が増えた、のですね。
記者のドレス・コードは、他のプロ・スポーツ、NFL、NHL、NBAでは規制は
ありません。MLBがついにたまりかねて始めたのは、いかに、
目に余る態度が多いか、ということではないか、と、思います。
昔はいなかった、女性記者にも同じドレスコードの通達です。
スーツを着てください。超ミニスカート、タンクトップ、などもノー。
本当に取材に来ているのか、コビを売るのか、分からない女性も
目立つ昨今です。
「クラブハウス、ベンチ、グラウンド、会見室、すべて服装規制されます。
きちんとしていない記者は取材できません」というこのルール。
昔の先輩記者の写真を見ても、みなさん、キチンとしていました。
ビジネス・カジュアルは当然のこと。これで、２０１２年はみんな
エリを正して取材に来るでしょう。いいこと、だと、思います。
了
に
の申し入れ
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