スポーツ紙の報道を見て、驚き呆れました。
「上原なら、100%同じ失投はしない」、と、コラムにあるのです。
高橋尚成投手の感想をまとめた記事ですが、担当記者
が書いたものなので、その記者の思い入れが入ったものなのか、
と想像できます。
しかし、地区シリーズで3試合連続本塁打された失投は、何なので
しょうか。こういう歴史に残るワースト失投をしていて
「100%同じミスはしない」などと、どうして言えるのでしょうか。
レンジャーズのワシントン監督は「地区シリーズでもこれでは
とてもワールドシリーズの激しいプレッシャーの中では
使えない」と、判断するのは当然ではない、でしょうか。
建山も2試合連続満塁本塁打されていては、はずされるのは
仕方がないのです。
レンジャーズのハイレベルの救援陣を見ていると
「とても、上原、建山の出番はないな」と、だれも思う
はずです。
結果が出ないなら外れるのはメジャーの世界。
心配なのは、シリーズが終わり、来季への編成が始まるとき
「2人とも来季はいらない」と、なるのではないか、という
ことです。
新チーム編成は敏腕GM、ジョン・ダニエルスが仕切ります。
彼は、これまでFA、アマ・ドラフト、ウェーバー、ルール5ドラフト、
と、あらゆる方法でチームを練り上げてきました。
「ここというときに使えない投手」と、見極めればすぐに放出です。
上原は契約が残っていますが、安泰ではないのがこの世界です。
もう、無用な同情は止めましょう。
シリーズの出番が絶たれたいま、2人はナインを声援する
しかないのです。
テキサスでの始球式の順番が公表されました。
第3戦は地元のNBAチャンピオン、ダラス・マーベリックスの
ダーク・ノーィッキー。第4戦は元レンジャースのオーナー、
元大統領のジョージ・ブッシュ。第5戦はNFL地元の英雄、
ダラス・カウボーイズの殿堂入りQB、ロジャー・スターバック。
受ける捕手は、第3戦はレンジャーズのマイケル・ヤング。
第4戦はノーラン・ライアン会長。最後はレンジャーズ殿堂入りの元
投手、ケニー・ロジャーズ。
始球式、セレモニーの演出も楽しみです。
了
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