MLBの公式記録最終統計を見ると、「守備は極めて大事」
なのが良く分かった。
ナ・リーグの進出4チームは、レッズ、ジャイアンツ、フィリーズの
3チームが4位までにランクされ、例外は12位のブレーブスだけ。
ア・リーグもヤンキース、ツインズ、レイズの3チームがベスト3。
レンジャーズが8位。
「守備が良くなくては勝てない」ことを証明している。
ロイヤルズは、チーム打率2位、予想外に打線が良かったが、守備は
ワースト。リーグ史上最多121エラー。その上、チーム防御率も
ワースト14位。こうアンバランスでは、中地区最下位もやむを得ない
のではあるまいか。
ナ・リーグのチーム打率1位(・272)のレッズは、得失点の差が
105点もある。投手陣はチーム防御率7位で苦しいが、
リーグ最小エラー(72個)で守備率2位の堅守が支えた。
レイズはチーム打率はブービーの・247で、打線は
低調だが、リーグ最多盗塁(172)の機動力を生かし、
総得点は802点も挙げて、リーグ第3位。併殺打の少ない
のもリーグ一番。守備力もリーグ3位。
ヤンキースもホームラン・パワーだけではなく、両リーグ
最小エラー(69)の内野陣の素晴らしさが土台になっている。
マリナーズは、リーグ最多完封負け(15試合)が示すように
両リーグ最小得点(513)しか挙げていない。
チーム防御率第3位(3・93)と、投手陣は頑張っているのに
チーム打率・236は両リーグのワースト。イチロー1人が孤立
しているのがはっきり出ている。
これら優秀な8球団が、6日から始まるポスト・シーズンへ
どんな戦い方を見せるか、楽しみです。
了
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