メッツから激烈なEメールが来ました。
フレッド・ウィルポンCEO、サウル・カッツ会長、ジェフ・ウィルポンCOO
の3首脳連名で、ファンへの謝罪あと「本当に失望のシーズン
だった。さらにパフォーマンスを挙げ、勝利を勝ち取るために、
本日、GMオマー・ミナヤ、監督ジェリー・マニュェルを解任。
新たな第1歩を踏み出します」の文面でした。
冒頭に”エクストリームリ・ディスアポイントメント”という
すごい表現が出て来るのを見ると、いかに、今季の不振(79勝83敗
4位)が無念だったかが、にじみ出ているメールでした。
このメール通信を発信したあと、シテイ・フィールドで、
午後1時30分から記者会見。オーナー自ら所信を
明らかにしました。
「後任はこれから探す」、ということですが、どんどん進行
して行く球界情勢に、急がなくてはなりません。
とりあえず、暫定GMにはアシスタントGM、ジョン・ロッコ
が代行しますが、さあ、再建は大変です。
オーナーの怒りの大きなポイントは、ファンの激減です。
昨年、シテイ・フィールドの1年目は、316万8571人も
動員したのに、今季は255万9738人。何と、60万
8833人ものMLB最大のファン減少とは。
ヤンキース(昨年比1・2%増加、大リーグ最多の
376万5807人動員)とは、大きく開き、今や、
ファン人気は天地の差です。
「ヤンキースに負けるな」と、常々号令しているオーナーは
とても我慢はできません。
どん底に落ちたメッツの立て直しは簡単ではありません。
どうするのか、見守りたい、と、思います。
了
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