メッツは4月13日(月)新装なった「シテイ・フィールド」でホーム開幕。
しかし、パドレスを迎えた記念の第1戦は5-6の敗戦。歴史を飾れませんでした。
開幕日も完売、と言われたのに4万1007人。4万2000人収容の新スタンドは
埋まりませんでした。さらに、第2戦はガクンと減りました。約6200人も減少。3万5581人。
最初からこれでは前途は多難ではないか、と、心配になります。
大金を掛け、かって、ブルックリンのあった「エベッツ・フィールド」をイメージした
野球場の魅力も、この不況のとき、チケットが高いのではないでしょうか?
メイン・エントランスの「ジャッキー・ロビンソン・ラツンダ(回廊)」のお披露目も
関係者多数を招いて、15日、全米で展開した「ジャッキー・ロビンソン・デー」
に併せて行われました。
ロビンソンの未亡人、レイチェルさんや家族を招き、ジャッキーがカラー・ライン
を破る歴史的デビューした、1947年4月15日を偲びました。
メッツは幸い、この記念日にパドレスに7-2で快勝。面目を保ち
ましたが、これから、いつスパートできるか、です(目下、4勝4敗・4位)。
今季の日程は大変なのです。
5月1日から20連戦(ホーム8)。7月24日から8月12日までも2度目の
20連戦。(他球団は2回もありません)さらに6月16日からの16連戦、
8月14日からの15連戦もあります。
休日は15日ありますが、ホーム休日は3日だけ。20連戦中に移動日ナシ
で大陸横断が2回。移動日の大陸横断も3回もあり、苦難の日程です。
インターリーグは他球団より1回少なく5回。
恒例の「地下鉄シリーズ」(ヤンキースとの対決)は、新ヤンキー・スタジアムで
6月12日から、シテイで6月26日からの各3連戦。
ボストンでレッドソックスと5月22日から、オリオールズとボルチモアで6月16日から、
レイズと6月19日からホームで各3連戦。ブルージェイズとは対戦ナシ。
ニューヨーク・エンパイア・ステート・ビルでは、シテイ開場を記念して、13日
から、タワーをオレンジとブルーのライト・アップで祝いました。
エース、サンタナに男の赤ちゃんが14日誕生。「ヨハン・ジュニア」と、名付け
ました。体重3200グラム。これでサンタナも勇気百倍でしょう。
了
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