ヤング集団、マーリンズは、ブレーブスを相手に今季2度目のスィープで
2度目の4連勝。8勝1敗、両リーグのベスト・スタートを切りました。
この好調スタートの原因は、長年悩んでいた、マイアミ・ダウンタウンに
専用球場建設法案が郡、市の議会を無事に通過。
7月にはようやく着工の運びになったことが大い、と思います。
毎年、毎年「今年も駄目か」と、絶望的になっていた選手の暗いムード一掃は、
躍進の力になったのは間違いありません。
肩身の狭い思いをしていた、ドルフィンズ・スタジアムの借用から抜け出せる
のは、一気に光が差してきた感じでしょう。2012年には完成します。
先発投手陣はナ・リーグ一番のヤング・スタッフ(平均24・6歳)。スモール野球
は冴えわたり、盗塁失敗は1回しかなく、相手に許した盗塁も1個だけ。
パワーもある自在の野球は、東地区では侮れない存在になりました。
今季は13連戦以上が6回ありますが、4月16日、球団は9月21日のフィリーズ戦
を外し、これを、オールスター明けの7月16日に組み入れ、最後を16連戦から
13連戦に縮める工夫をしました。
9月のスパート時期に疲労蓄積を避ける狙いではないでしょうか。
17連戦が2回、16連戦、と5月までに長期連戦が集中していますが、
夏以降は無理な日程はなく、プレーオフに出場できるメドも立つのではないか、
と考えます。
インター・リーグは全部ア東地区相手。”フロリダ対決”のレイズ戦は、
5月22日からロード、6月26日からホームの各3連戦。ブルージェイズとは
6月12日から、レッドソックスとは6月16日から(ともにロード)。
ヤンキースとは6月19日から、オリオールズから6月23日からともにホーム開催。
すべて3連戦。ホーム休日はこの日程変更で1日増えて4日になりました。
ファン・サービスは特に目立つものはありませんが、毎週「選手との交流サイン会」を
ゲートHのストライク・ゾーンで行います。
試合後のコンサートと花火ショーは4月25日。
マーリンズの快進撃はいつまで続くか、注目です。
了
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