フィリーズの日程は9月の連戦続きが最大の難関です。
この1ヶ月の間に休日が1日(14日・ホーム)しかありません。
9月1日から13連戦。1日休んで閉幕まで20連戦をどう乗り越えるか、
チーム一丸の頑張りに期待したい、と思います。
開幕のブレーブス3連戦は、あわや、スィープ負け寸前の7回、一気に8得点
NO大爆発(8人連続打点の記録。何と4連続の押し出しとは)で大逆転勝ち。
この日、優勝記念リング贈呈式の祝宴をスポイルする寸前で免れました。
昨年のワールド・シリーズMVP、コール・ハメル投手が、初登板の10日、
ロッキーズ戦に先発、フリーバッテイングのように乱打されてKO負け。
「彼はまだ調整不足。もっと投げ込みができるようにならないと無理」と、
チャリー・マニュエル監督は左腕故障から再起したばかりののエースの姿に、
頭を抱えました。
投手力より打線のパワー爆発で勝ち取った昨年ですが、エースが立ち直らないと、
苦戦は覚悟しなければなりません。
13連戦が3回、あとは14、15連戦。移動日8日を含めた休日は14日
もあるのが救いですが。
インター・リーグは全部ア東地区相手。ブルージェイズとは2回(6月16日
からホーム、26日からロード)対戦。あとはヤンキース5月22日からロード、
レッドソックスとは6月22日から、オリオールズと6月19日から(ともに
ホーム)レイズと6月23日からロードです。
贈呈まで秘密にされていた優勝記念指輪は37人に贈呈されました。
103個のダイヤモンドをちりばめ(この数字は昨年の公式戦92勝、
プレーオフ11勝の合計です)ワールド・チャンピオンとPの文字、
フルデルフィア市の自由の鐘を配置したもの。2番手で
受け取った人気監督に「チャーリー!チャーリー!」の連呼を贈りました。
監督の「マニュエル首振り人形」プレゼントは4月28日です。
アジア・パシフィック・デーが4月17日、ぬいぐるみのマスコット、
ファナティックの誕生日祝いが4月19日、と、イベントは目白押しです。
激戦のナ・リーグで2連覇できるかどうかは、投手陣の仕上がり次第でしょう。
了
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