ロッキーズはGM会議の行われているリゾートで、7日夜、「2013年の新監督に
OBのウォルト・ウェイス」の就任を発表しました。
何と、高校生監督から異例の抜擢です。
ウェイスはアスレチックス時代(1987年から1992年)にア・リーグ新人王。
軽快な守備を誇る遊撃手でした。マーリンズ、ロッキーズ、ブレーブスを経て引退、
今のロッキーズGMオドウドの特別補佐(2002年から2008年まで)をしていた経歴から
言えば、監督就任は不思議ではありません。
その後、息子がプレーしているデンバー市郊外のレジス・ジスィット高校の
監督に招かれ、州選手権に出場、20勝6敗の成績を挙げていました。
ロッキーズはナ西地区最下位に転落。ジム・トレーシー監督は責任
を取って辞任したのは10月7日。
フロントは何人かの候補者に面接した中の1人はウェイス。
現役選手のジェイソン・ジオンビー一塁手も有力候補でした。
大リーグ監督としての手腕は未知数ですが、今季故障で大半を棒に振った
看板遊撃手、トウロウィッキーの再起に、ウェイスは大きな力になるだろう、
と、期待されています。
高地・コロラドでナ西地区の強敵と対戦するのは大変。
一見やさ男に見えるウェイスの真価はいかに。
CBS、MLBコムのレポートでした。
了
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