全米野球記者会はワールド・シリーズ中の27日、総会を開き、
次年度の新会長に副会長だった、スーザン・スラサーさんの
昇格を決めました。
これまで男子の会長ばかりでしたが、1908年に創立された
協会で、女性会長の就任は史上初めてです。
スーザンさんは、サンフランシスコ・クロニクル紙に勤務。アスレチックスの
ビート・ライター(担当記者)でチームと同行、「ドラム・ビート」といいコラムを書いて
います。
「会長とは身に余る光栄。全力で勤めます」と、元気いっぱいのコメントです。
「クラブハウスの取材、すべて円滑に行くように、全員がよりフェアな仕事が
できるように、頑張る」とも付け加えています。
スーザンさんは、すでにビート・ライター14年間。NBAの取材も経験が
あります。
同時に理事会メンバーに、初めて日本人協会員、田代学記者(産経スポーツ)
が選ばれました。在米担当10年以上の経験が必要で、海外記者の
代表で指名されたのは、うれしいこと。頑張って欲しいものです。
了
コメント