ア・リーグ優勝を懸けた、ヤンキース対タイガースのリーグ・シリーズ
は13日開幕。ヤンキースは地区シリーズ終了の翌日、休みナシの試合で
ナインの疲労の色は濃く、延長12回、タイガースが6-4で勝ちました。
敗戦より痛いのは、1番でチームをリードしてきた、デレク・ジター主将が
12回表の守備で足首を痛めて途中交代のアクシデント。
もう今後のシリーズは再起不能になったショックです。
後半戦から足首痛をこらえてプレーしてきただけに
「全治3ヶ月はかかる。もう今季は無理だ」
と、天を仰ぐジラルデイ監督でした。
両チームともに、エースのバーランダー(タイガース)サバシーア
(ヤンキース)が地区シリーズの最終戦に投げてしましたため、
信頼できる投手不在の苦しいスタートでした。
タイガースは終始優勢。6回は1番・ジャクソンの三塁打から
2安打で2点、8回はヤングの本塁打などで2点。
だが、またしても、クローザーのバルベルデが9回に、イチロー、
イバネスに2ランを浴びる乱調、4失点で同点に持ち込まれる
波乱を乗り越えた1勝でした。
イチローは9回の2ランがイバネスの同点2ランを呼び、
あと一歩でしたが、8人の投手を使うリレーも及びませんでした。
クローザーのリベラは5月の脚故障から再起できず、
ヤンキースの内情は本当に苦しいのです。
明日、黒田が中3日で背水のマウンドです。
CBSスポーツラインのレポートでした。
了
コメント