エンゼルスの1番打者、マイク・トラウト外野手はまたやりました。
1回裏、先制の本塁打、9回はあわや本塁打になりそうな、
プリンス・フィルダーのフライをセンターでジャンプ・キャッチ。
この攻守の活躍で、エンゼルスはタイガースに2連勝。最近11試合
で10勝の快進撃。そのリーダーがトラウトです。
「チームの勝利が一番。個人記録は別。勝てるために全力を
尽くす」という言葉はいつもと同じです。
2番のハンター外野手もトラウトに刺激された1人です。
「すべてすごいリーダーになった。ヤツの必死のプレーは
チーム全体のパワーになっている。新人とは思えない」。
本塁打したのは、昨年のサイヤング賞投手、MVP
のバーランダー。前回、デトロイトで対戦したときは、あと
少しでノーヒット・ノーランになるところまで完封されていたエース。
「トラウトのボールは真ん中に落ちる球。待ち構えて
いる危険な打者に吸い込まえるような、甘い球を
投げてしまった」と、残念がるバーランダー。
エンゼルスはまだ西地区3位。もう残り試合は
あと23試合しかありません。レンジャーズとの差は「7」の
まま。2位・アスレチックスとの差は「2・5」。何とか2位に
上がり、ワイルド・カードのチャンスをつかむしか
ありません。試合終了と同時にセンターから上がった
祝福の花火。逆転ポストシーズン出場へ燃えるエンゼルス
です。
CBSスポーツラインのレポートでした。
了
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