ナ・リーグはナショナルズ(東首位、2位・メッツに4差)パイレーツ(2位・レッズ
の1差)の頑張りが目立ちます。
特に、万年負け越しの常連だったパイレーツは、
貯金「11」。ホームでは29勝14敗の両リーグ最高勝率を挙げ、
その躍進ぶりは目を見張るものがあります。
打てない球団(チーム打率は12位)ですが、首位打者・3番のA・マクラチン
外野手は、打率・362、18本塁打、60打点の好成績で
チームを引っ張る存在です。
「ただ自分のベスト・スイングを、と、心がけてここまできた。我々は
何も恐れることはない」。
レッズ、昨年の王者・カージナルスとの競り合いが楽しみです。
ナショナルズも、ストラスバーグ投手、ハーパー外野手のヤング・コンビ
が活躍。デーブ・ジョンソン監督は「昨年とは全く違うチームになつた」
と、自信満々です。
西地区は独走していたドジャースが、ケンプ、エイシャーの2人の
主力故障でダウン。0・5差の首位ですが、早く2人が戻らないと
大変です。
2位・ジャイアンツのアキレスケンは、サイヤング賞リンスカム投手
の「投げれば打たれる」不振がひどく、この2試合はまたまたKO続き。
ブルース・バウチー監督は「オールスター明けには再起させる」
と、懸命ですが、歌を忘れたカナリア状態。防御率6・24では
前途は暗い、のです。
不振の日本人選手の中で、攻守走活躍の青木外野手は、打率・301
スクイズも決める貴重な存在。首位と「8差」4位の不振なブリュワーズ
ですが、後半戦は楽しみです。
了
コメント