オリオールズとマイナー契約、メジャーのマウンドを目指していた、
49歳の最年長左腕、ジャミー・モイヤー投手は、23日、契約解除を
申し出て、ついに再起することなく、退団しました。
MLBコムのレポートです。
6月初旬、「もう一度ウチでやらないか」と、手を差し伸べたオリオールズ
に応えて、モイヤーは、3Aノフォークで3試合先発、防御率1・69の成績を残し
「早く昇格させて欲しい」と、アピールしたものの、チームに先発の空きが
ありませんでした。
「若手の調整が先」という球団との食い違いで「いま、無理なら
他を捜す」と、1993年から3年間在籍した、いわば、古巣オリオールズ
での再起はなりませんでした。
「彼の希望も入れたいが、チーム事情があるので」と、誘った、
オリオールズのバック・シュワルター監督は、複雑な表情です。
ナショナルスのデービー・ジョンソン監督は「もう、50歳になる男の
チャンスはないだろう。ウチも誘わない。彼はポスター・ボーイ。
伝説を残してくれただけでも尊敬できる」と、コメントして
います。
もう、これで、モイヤーの夢は消えるのでしょうか。
幸運を祈ります。
了