前日、今季2度目のベンチ休養、指令を受けた、マリナーズのイチローは、
19日、アリゾナのダイヤモンド・バックス戦で1番・右翼に復帰。
4安打、2打点、2得点の活躍で、再起を飾りました。
「ベンチでぼんやりしていたわけではない。室内打撃練習場で、納得行くまで
打ち込んだ。監督は、なぜ、休め、と指示したのか、その狙いを
理解するために、自分のスイングの修正を頭に必死にやった」。
この日は一時は2-5、8-9とリードされる苦戦。
ようやく延長10回、自らの左翼線二塁打から決勝点を挙げ、12-9
の勝利。チームはア・リーグのワースト、40敗一番乗りの不振ですが、
イチローが4安打もしたのは、開幕以来、2度目。
これで、「あと1安打」だった、メジャー2500本安打もゴール。2001年
デビュー以来、12年目、1817試合は史上4位のスピードです。
「最初の打席でファウルし、次に中前に落としたスイングを見て、
今日は違う、と直感した。この本来のスイングを欲しかった」と、
1日で回復したイチローをウェッジ監督はコメントしました。
しかし、3Aタコマから6月13日に昇格してきたばかりのウェルズ外野手は、
この日も代打で2点タイムリー。いつでも右翼に起用されそうな
ホープです。
厳しい前途。38歳イチローの苦闘は続きます。
CBSスポーツラインのレポートです。
了
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