メッツは7日、ナショナルズを3-1で破り、3連敗でストップ。
「1・5差」の3位をキープしました。
この日の勝利投手、RA(ロバート・アラン)ディッキーは、38歳の大ベテラン。
これで9勝1敗、ナ・リーグのハーラー単独トップです。
いまや、リーグを代表するナックル投手になりました。
1996年、レンジャーズの第1指名でプロ入りしましたが、2003年に
9勝したものの、芽がでず、マリナーズ、ツインズを転々。
2009年12月21日にメッツに拾われ、ようやく安住の地を
見付けたようです。
ナックル投手は経験を重ねないと、大成するのは難しく、
いい捕手とコンビを組むのも成果へのステップです。
「いまはようやく自在に投げ分けることができるようになった。
ナックルをコントロールするのは、本当に難しい。時間がかかった」。
ナックル一筋で殿堂入りしている、フィル・ニークロ投手も
成功したのは晩年でした。ナックルが身に付けば、今度は長持ちします。
ニークロも40歳を超えて投げ抜きました。
ディッキーは、すでに昨年の8勝を超え、2010年の11勝(自己ベスト)を上回るのは
確実のペース。3種類のナックルを変化を付けて投げ分けます。
エース左腕、サンタナがノーヒット・ノーランで復活。この両輪が無事に進めば
メッツのポスト・シーズン進出は楽しみです。
了
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