新球場が完成、チーム名も「マイアミ・マーリンズ」の
ニュールックになったマーリンズの大補強攻勢は
止まりません。
3日、パドレスのFAクローザー、ヒース・ベル投手と3年契約、
年俸総額2700万㌦(約20億8000万円)でサイン。さらに
4日、ナ・リーグの首位打者(打率・337)と、6年契約、年俸
総額1億600万㌦(約82億円)の巨額サイン。
これまで、チーム年俸は下から数えた方が早い、くらい緊縮
財政の球団が、一気に大暴れです。全く、驚く変化では
ありませんか。遊撃手のレギュラー、ヘンリー・ラミレスは
三塁へシフトされるようです。
さらに、カージナルスFAの大物、アルバート・プーホルス一塁手
も交渉中。レンジャースFAの先発、C・J・ウィルソン投手も誘っている
のです。
マイアミはラテンとの交流拠点。ドミニカンのエイエスは
ファンを呼ぶにはぴたりの選手です。
1番にレイエス、2番の快足ボニファシオ外野手とのコンビで、
リーグ一番のスピードが売り物になります。
これはフォックス・スポーツ・コムの敏腕、ケン・ロゼンタール氏
が報じたもので、年数と金額を聞いた、メッツのサンデー・オルダースンGM
は「とてもわれわれの及ぶ提示額ではない」と、白旗でした。
今日から開幕するウィンター・ミーテイング。先手を打つた
マーリンズは、さらに、テキサスでも、第2の旋風を巻き起こす
ようです。今、一人勝ちの勢いはノンストップです。
了
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