全米野球記者会投票の「監督賞」は、16日開票されました。
アはラスト一気のスパートでワイルド・カードを獲得した
レイズのジョー・マドン、ナは前年最下位から西地区優勝した
ダイヤモンドバックスのカーク・ギブソン。
マドンは2008年にも受賞しており、3年ぶり2度目。マルチ
受賞は7人目です。
レイズはFAでカール・クロフォード外野手をレッドソックスに、ジェームス・
シールズ投手、4番のカルロス・ペーニア一塁手をカブスに、
3人の主力が取られた痛手を克服、チームをまとめたマドンの手腕を評価されたものです。
昨年のシーズン途中から指揮し、今季が初のフルシーズン、
激戦の西地区を乗り越えたギブソンは、その成果を称えられました。
ギブソンは1位票28、投票した32人全員から得票しました。
マドンは1位票26、リーグ優勝のレンジャーズ・ワシントン監督は
1位票1票でした。
「レイズをヤンキース、レッドソックス、カージナルスのような
ビッグ・チームへ育てるのが私の夢」と、マドンの目標は
さらに高いのです。
ギブソンは選手時代はMVPを受賞した史上4人目のダブル栄冠
です。「ワールド・シリーズに勝ちたい。それが監督のゴールだ」
の意気込みです。
了
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