トニー・ラルーサ監督が引退した、カージナルスは、後任候補に
6人の候補者と面接してきましたが、11月13日、GM特別補佐、
元捕手のマイク・マシーニー氏、41歳を指名。14日にセントルイスで
披露会見を行います。
アメリカのフォックス・スポーツを始め、多くのメデイアが報じました。
マシーニーは「メジャーのコーチ、監督の経験がない」のが一番のポイントです。
これまでのカージナルスは、ホワイテイ・ハーゾク、ジョー・トーリ、
トニー・ラルーサと、前任者の3人はみんな、監督経験が豊かでした。
16年間も支配してきた「ラルーサ色」をぬぐい去り、新たな流れ
を作るためには、思い切った方向転換が必要だった、
のではないか、と、推察します。
マシーニーはメジャー選手13年間でカージナルスの主戦捕手、
ゴールドグラブ賞3回受賞、ジャイアンツへ移籍し、脳しんとう
を起こしてユニホームを脱ぎましたが、引退後は、キャンプで
捕手のインストラクターになり、今のモリナ捕手の育成
にも貢献しています。
「チームの現場ではないが、フロントで見てきた経験を
生かして欲しい」というのが、首脳陣の意向です。
身長191㌢、102㌔の巨漢。ジャイアンツのブルース・バウチー監督
と、同じタイプの体。捕手・監督は成功した人が多いので
マシーニーも王座のあとでは大変ですが、ナインは「アイ・ラブ・マイク」
(ホリデー外野手)と、歓迎しています。
新生カージナルスの開幕戦は、4月4日、マイアミ新球場へ乗り込み、
マーリンズと第1戦です。
了
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