レンジャーズは4日、敵地・タンパでレイズに4-3で競り勝ち、
3勝1敗で地区シリーズを制し、リーグ・シリーズへ一番乗りです。
この日の主役は5番のエイドリアン・ベルトレ三塁手。
2回(左翼)、4回(右翼)、7回(左翼)と3本のソロ・アーチ。
4打数3安打3打点で、レイズを突き放すヒーローでした。
レッドソックスからFAでレンジャーズ入りしたのは、今季1月4日。
故障(肉離れ)で37試合も欠場しましたが、32本塁打、105打点
の好成績を残してのプレーオフでした。
「実に素晴らしい日になった。ドジャース時代(2004年)は
カージナルスに完敗して、まだワールドシリーズへの夢は
かなわない。今度こそ、チャンスが来る」と、喜びいっぱい。
ドミニカン。32歳のベテラン。
ポスト・シーズンの「1試合3本塁打」は、史上6人目ですが、
地区シリーズでやったのは、ベルトレが初めてです。
このシリーズは3試合1安打の沈黙。ドジャース時代も
長打がなく、これが初めてのパワー開眼でした。
2年連続のア・リーグ優勝へ、レンジャーズはあと一息です。
了
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