・リーグ地区シリーズの2日目、ヤンキースは地元で
タイガースに完敗。1勝1敗でデトロイトへ。
この日ヤンキースは今季ローテ2番手に成長した、右腕、マックス・シャッツアー
投手に、6回まで2安打、1点も取れない打線の不振がたたりました。
3番・カノ、4番・Aロド、5番・ティシエラと、第1戦から組み替えた
クリンアップは不発。3人でわずかカノの1安打だけ。
この投手はヤンキースが、2009年12月8日に仕掛けた
3角トレードで、ダイヤモンドバックスからタイガースへ移籍した27歳。
ダイヤモンドバックスが、2006年のアマドラフトで1位指名した
(契約金300万㌦)速球が武器の大器でしたが、
アリゾナでは芽が出ず、デトロイトへ来て2年目で15勝と開眼した男。
ミズーリ大学出身で、デトロイトには縁があった、のかもしれません。
公式戦では、ヤンキースに3勝0敗、自信を持ってのマウンド
でした。この3角トレードは、タイガースからヤンキース入り
したカーティス・グランダーソン外野手が41本塁打、119打点と大化けし、
ヤンキースからダイヤモンドバックス入りのイアン・ケネデイ投手
も21勝に飛躍した右腕エース。3チームとも獲得が成功した珍しいトレード
でした。
4打数3安打3打点、先制2ランの4番・ミゲル・カブレラ一塁手は
「敵地でタイなら上等。ホームで勝てる自信がふくらんだ」
と、プレーオフ通算5本目のアーチでやる気十分です。
了
コメント