カージナルスは敵地でついに、ワールド・シリーズへ。
14安打、12得点の猛攻。3回までに9点を挙げ、ホームでは
MLB最高の成績を挙げたブリュワーズを粉砕しました。
2006年以来5年ぶりののワールド・シリーズ出場。
通算18回ものナ・リーグ優勝は、さすが、名門の誇りを感じます。
MVPは、この日も1回に左翼3ランして先発・マルカムを
KOした、デビッド・フリーズ三塁手。
このシリーズは、打率・545。二塁打、本塁打各3本。
9打点(プーホルズとタイ)のものすごさ。
「カントリー・ボーイ」とも言われていますが、再三の
故障を克服してのタイトルは見事です。
プーホルズも3回に第2号。このシリーズは打率・435、
ブリュワーズは、この2人には脱帽でした。
プーホルズは、試合後は、自分のことよりも、沈黙した
フィルダーを称えました。
「彼は今季、偉大な仕事をした。われわれの最大の脅威
だった。その1年間のプレーは実に素晴らしい。何も恥じる
ことはない」。
男は男を知る、というのでしょうか。FAになり、多分、ブリュワーズ
にはいない、惜別の意味もあるかもしれません。
絶望的な差から猛追して手に入れたワイルド・カード。
カージナルスは、2001年以来、2度目のワイルドカード出場になります。
前回はアスレチックスに敗れましたが、今や、乗りに乗る
勢い。レンジャーズを、セントルイスへ迎える今季は
やりそうです。
了
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