ア中地区の首位争いシリーズ、タイガース対インディアンス
の3連戦の最終日は、11日、クリーブランドで開催。
タイガースが4-3でインディアンスに競り勝ち、「3差」
の首位をキープ。豪腕エースのジャステイン・バーランダー投手
は、7回3安打、3失点、三振10個を奪う力投で、チーム
のスィープ負けを阻止。この日、待望の通算100勝を
飾りました。このスピード・ゴールは、タイガースでは
1969年のデニー・マクレーン投手以来の快挙です。
17勝はヤンキースのC・C・サバシーアを抜く、両リーグ単独
トップです。
「私の個人記録より、チームがここで勝てない流れを
断ち切ることができたのがうれしい。100勝以上に
うれいしことだ」。
タイガースはクリーブランドで、昨年から13連敗しており、
この日、スィープされれば、一気に「1差」と、詰まり、地区優勝
も難しくなるピンチでした。
バーランダーの素晴らしさは「連敗ストッパー」の実力です。
今季はこれで、前日敗戦の後を食い止めたのは、10回にも
なります。これぞ、エースの貫禄ではありませんか。
100勝はタイガース史上16人目。クラブハウスではシャンペンの
祝杯でした。
インディアンスとは、まだ、3シリーズ、9試合残っています。
19日からデトロイト、9月5日からクリーブランド、
最後は9月26日からの閉幕シリーズ、デトロイト。
ジム・リーランド監督は「インディアンスは若い力を結集させ、
決して諦めないチームになってきた。9月の閉幕戦までもつれる、
と覚悟している」決意です。
初の20勝へ、サイヤング賞の有力候補、バーランダーの快投
が続くのを祈ります。
了
コメント