ヤンキースで39年間もヘッド・トレイナーとて、
選手の健康、体調管理を担当してきた、ジーン・モナハンさん
が、今季限りで引退する、と、伝えられました。
この数年、首筋を痛め、治療中だったこともあり「私自身が
健康でなければ、選手の役に立てない」と、身を引く
決意した、そうです。
「いつかは、こういうアナウンスをしなければならない
日が来る、と、覚悟していた。私の人生をヤンキース
に捧げた仕事に悔いはない。私はこの役目を愛し、
全力で働いてきた」
ヤンキース入りしたきっかけはバット・ボーイの仕事。
高校生のときからクラブハウスの仕事も手伝い、
マイナー・クラブのトレーナーになり、昇格して1973年
から現在の職務にありました。
「選手には黙っていたが、もう、みんなに言う。さあ、
今年は勝ってくれ、ゴールへ進もう!と言うつもりだ」
後任は助手のトレーナー、ステイーブ・ドナヒューさん
が受け継ぎます。
ハル・スタインブレナー・オーナーは「彼の献身的な
サポートがなければ、7回のワールド・チャンピオンは
なかった。本当にご苦労さまだった」と、称えています。
レイズに再びゲーム差ゼロに迫られたヤンキース。
これからが、踏ん張りどきです。
了
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