昨年のア・リーグ東地区1位、レイズは、5連敗。
1勝もしていないのです。4試合は1得点。5日
のエンゼルス戦に3点を挙げただけ。まだわずか7得点。
レッドソックスとともに、ア・リーグでゼロ勝のどん底を行進中。
しかし、本命と騒がれていたレッドソックスとは違い、
オフに主力選手が大量流出したレイズは、ほとんど
評判に挙がらず、「異変だ」という人もいません。
オフに補強した、マニー・ラミレス、ジョニー・デーモン
の2人のベテランは、ともに1安打の不振。
それでも「まだ先は長いさ」と、悠然としているのです。
今や”名将”ともいわれる、ジョー・マドン監督は
「2人はしばらく休ませよう」と、メンバーから外す
予定です。
看板スターのイバン・ロンゴリア三塁手が
故障リスト入りしたため、もう、これというバッターが
いないのですが、みんな「まだ先は長いさ」と、悠然と
しているようです。
この日も、試合後、センター・ステージで賑やかな
「ポスト・ゲーム・コンサート」。連敗の深刻さもない
ようです。
この日の相手、エンゼルスは「今のうちに勝っておかないと
レイズはこの次は別のチームになっている。今日は幸運」と、
先発勝利のダン・ヘレンは言うのです。
次は移動日ナシでシカゴ。ホワイトソックス・シリーズの4連戦。
左腕・デビッド・プライスが連敗ストッパーに。
本当に余裕があるのか?あるいは弱いのか?正体不明の
レイズですが。
了
コメント