昨年の王者、ジャイアンツは、サンフランシスコへ
戻ってきました。
8日、ホーム開幕戦。カージナルスを迎え、延長12回、
アーロン・ロワンドが2死満塁で左中間フェンスへぶつける
サヨナラ安打。4時間24分のロングランにピリオド。
5-4。劇的な勝利で満員、4万2048人の地元ファン
の声援に応えました。気温14度、青空の1日でした。
開会式典は実に50分間にもなる華やかなもの。
式典用にナインは金の帽子、ジャイアンツのゴールド文字
が彩られたユニホームの派手ないでたちで、ファンの
歓呼に応えました。こんな輝く姿はどこにもなかった、
と言われます。
ワールド・チャンピオン・セレモニー式典は、
この日から3日間続く予定で、明日の土曜日は、
選手、監督、コーチらに優勝指輪のプレゼントがあります。
(この式典のため、開始時間は1時間ずらし午後7時5分
になりました)。
最後の日曜日は昨年のナ新人王、バスター・ポジー捕手
の受賞式。毎日、盛大に音楽をバックに祝います。
ジャイアンツで新人王を受賞した、ウィリー・メイズ
(1951年)オランド・セペダ(1958年)ウィリー・マッコベイ
(1959年)ゲリー・マシューズ(1973年)
ジョン・モンテフュスコ(1975年)らのOBも出席。ポジー
を囲んで祝福します。
指輪のデザインはまだ不明ですが、半世紀ぶりの王座を
祝う、立派なものになるに違いありません。
それにしても、勝利で本当に良かった。
9回、昨年のヒーロー・クローザー、故障から
戻った、ブライアン・ウィルソン投手が打たれ、
2点タイムリーされて逆転されたときは、場内ショックでしたが、
その裏、パブロ・サンドバルが2死から右翼へ
同点タイムリー。昨年から続く劇的な演出は
今季も続いています。
ナ西地区は波乱の連続。今季も昨年以上の
激戦の予感がします。
了
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