タイガースの右腕エース、ジャステイン・バーランダー投手
は「もういつでも開幕OK」というほどの仕上がりです。
15日、ホーム・レイクランドの「ジョーカー・マーチャント・
スタジアム」は満員、札止めの大入り。1万307人も
集まり、タイガースはここで75年もキャンプを続ける
野球場ですが、1万人も超えたのは初めて、という
盛況でした。
相手は、東地区の有力候補、レッドソックス。好カード
だったのも満員の人気になったのでしょう。
タイガースは今春好調、中地区ではトップのスタートです。
なかでもバーランダーは、これで3試合、15回3分の1を
投げて失点は、この日、ジャコベイ・エルスベリーに
許したホームランの1点だけ。この日は5三振、無四球の
安定した投球でした。
「すべては開幕へ合わせて調整してきた。もう、
いつでもゴーサイン。今季はもっとやれる」
と、自信満々です。昨年は18勝9敗、防御率3・37。
タイガースの投手陣では抜きん出た存在です。
「彼は初の20勝を目標だろうが、投げすぎはさせ
たくない。いかに、うまくコントロールするかが、
私の役目」と、ジム・リーランド監督は慎重です。
いまや、アメリカン・リーグの看板投手バーランダー。
「引退したときは、クーパースタウン野球殿堂に
入れるような成績を残したい」のが夢。
タイガースは順調なら、今季こそ、ポストシーズンへ
チャンスはあります。
了
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