昨年、あと一歩の3位。今季はほとんど不動のメンバー
で臨みます。
ジム・トレーシー監督以下のスタッフは同じ。去ったのは
ミゲル・オリボ捕手(マリナーズ)左腕ジェフ・フランシス
(ロイヤルズ)メルビン・モラ内野手(ダイヤモンドバックス)
ぐらいです。
新加入はタイ・ウィギントン内野手(オリオールズ)
マット・リンドストロム投手(アストロズ)ホセ・ロペス
内野手(マリナーズ)。
3番のカルロス・ゴンザレス外野手、4番のトロイ・
トウロウィッキー遊撃手の最強コンビは健在。
19勝8敗、オールスター先発投手のウバルト・ヒメネス
投手もOK。看板スターは初の地区優勝を目指します。
22日から全員始動。キャンプ地は、新設された
「ソルト・リバー・フィールド」の最新施設です。
ダイヤモンドバックスと共用です。
これまでのツーソンの旧い施設とは天地の差。
メイン球場(1万1000人収容)を始め、クラブハウス、
練習場、室内トレセンター、すべて最高の設備で
迎えました。
食堂もマイナーの選手と共通で、一緒に楽しむ考えです。
「スコッツデール(ジャイアンツのホーム・キャンプ)にも
グンと近くなり、バス移動も楽になったので、とても便利」
という評判です。
ゴンザレス、トウロウィッキーはともに、このオフ、7年契約
で2020年までロッキーズです。
昨年、ゴンザレスは首位打者(・336)34本塁打(4位)
117打点(2位)。ゴールド・グラブ賞も獲得。
トウロウィッキーは打率・315、27本塁打、95打点。
ゴンザレスは25歳。トウロウィッキーは26歳。このコンビ
が故障さえなければ、ジャイアンツ、パドレスを苦しめる
働きをするはずです。
昨年は10連勝もあれば、8連敗2回。この波の激しさ
を乗り越えるかどうか、にカギはあります。
了
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