マイナー・リーグは全日程を終了。観客動員集計が公表されました。
マイナー・リーグ月報によれば、今季は1443万2456人。
昨年比0・5%の減少でした。
「春の不順な天候。この経済環境の厳しさを考えると、
地方都市の健闘、動員の努力は、賞賛に値する。実に
立派なシーズンだった」と、マイナー・リーグ、パット・オコナー
会長は総括しました。
昨年は4164万4518人。参加リーグ15、176クラブは
昨年と同じ構成ですが、2007年から年々、わずかに減少して
います。しかし、ほぼ横ばいなら、十分ではないでしょうか。
今季ファンの増えたのは、3Aではリーハイ・バレー、
コロラド・スプリングスの2チーム。2Aでは、ハリスバーグ、
リッチモンド、タルサの3チームでした。
今季の最高動員は、3Aサクラメント・リバー・キャッツの
65万7910人、次いでリーハイ・バレーの64万5905人。
第3位は先週紹介したコロンバス・クリッパーズの63万
5141人でした。
レンジャースをノーラン・ライアン・グループが買収したことに
伴い、レンジャーズ傘下の3Aチームは、オクラホマ・シテイから
ラウンド・ロック・エクスプレスへ変更。ここは、ライアン一家
が運営しており、息子のレイド、リーズ兄弟がフロントで指揮して
います。
マイナーの年次総会は、12月7日からオランド(フロリダ州)
で開催される「ウィンター・ミーテイング」で、MLBとの合同
集会で行われます。開幕初日には表彰式。盛大なイベント
になる予定です。
了
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