ここは、何回か、尋ねましたが、修復工事が行われないままで
過ぎています。何しろ、ルースが子供のころ過ごした家、
を公開した博物館なので、もう、100年の長い歴史を
持つ建物ですから、一日も早くやらないと、この建物自体が
壊れるのではないか、と心配です。
事務局員も交代。かっていた女性職員は去り、若いボランテイアの青年が
1人で切り盛りしていますが「リノベーション!とても、資金がなくて
今は無理です。建物は大丈夫、だと思いますが」と、話すだけです。
幼少のころの生活舞台は、一部立ち入り禁止のまま。
他は整理されて、以前よりは、良く保存されている感じでしたが。
1階のメイン・ホールにはその修復計画書が掲げられ「みなさま
の献金をお願いいたします」と、ありますが、よほど、大手の
スポンサーが出て来ない限り、いつ、工事が始まるか、全く
不透明です。
ルースの様々な展示も、多少変化を付けて公開されていますが、
訪れる人も少なく、この維持費が大変です。
チケットはレジェンド博物館と共通で「ルース生家も見てください」
とPRしています。ルース生家の維持には、ボルチモア市も協賛。
歩道には「こちらが博物館への道です」
という案内板もできました。それなりの努力はしているようです。
私も来館者名簿にサインし「一日も早く完成を」と、祈りを捧げてきましたが、
果たして、いつ、修復された姿は見えるのでしょうか。
(了)
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