ボルチモアに来た狙いのひとつは、全米でも有名な
「ボルチモア&オハイオ鉄道博物館」の見学でした。
ダウンタウンからやや外れた広大な土地に、
大きなドーム屋根の列車展示場があります。
メイン・ストリートの西プラット通りを行けば、約徒歩15分で着きます。
行きはタクシー(10㌦)を利用しましたが、帰りはゆっくり歩いて、ホテルへ戻りました。
場内は、最古の列車から、円形の放射線状に並び、どの車両にも、
丁寧な歴史的説明があるので、眺めていると、時間を忘れます。
どの車両も、大切に保存され、当時の姿が、良く分かります。
このドームは、2004年の大雪で屋根がつぶれる、大被害に合い
ましたが、現在は、完全に修復され、場内には、案内の職員が待機
しているので、安心です。曜日によって、列車が動く日もあります。
この館内には、列車誕生の歴史が分かる展示もあり、昔、いかに
苦労して鉄道を製造したのか、先人の努力、研究がしのばれました。
ドームの外は、16ミリケージの模型列車はぐるぐる走るっている
遊び場があります。子供たちは夢中で見ています。
戸外にも、多くの列車が展示されていますが、風雪にさらされ、
痛みも激しく、長期保存は大変、と、感じました。
戸外車両の写真を撮るなら、早く行く(午前10時から午後4時まで)ように
しないと、この戸外展示場は駐車場兼用になっているので、
車が邪魔になります。
日本のママ鉄ファンや、撮り鉄ファンは、きっと、大喜びするような場です。
こいいう歴史的遺産を消失させないで、大切にしている姿勢は
見事でした。入場料は大人14㌦です。
(了)
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