オリオ・パークの前にある、「スポーツ・レジェンド博物館」を訪ねました。
前回の訪問から「何か変わったか?」と、楽しみにしていましたが、
内部の構成は、きめ細かくなり、案内人(ボランティア)もすぐに、館内
の説明をしてくれるサービスぶりです。
入るとすぐの「レジェンド・ギャラリー」は、展示物が一新されました。
オリオールズが日本遠征(1984年の単独チーム)で来日したとき、
主催者の読売新聞社から贈られた黄金のカブトが、ガラスケースに
入っていました。その横に、オリオールズのエディ・マレーと、
王貞治選手の握手写真が飾ってあります。
前年に優勝したオリオールズは最強のチームでした。先発完投の
左右4人がそろい、強打者がパワーを見せました。このマレーも
スィッチのすごさを存分に見せつけ、今はない平和台球場の外野スタンド
を超した特大アーチは、今もかたり草になっています。王さんも
このシリーズでは、相手を驚かすパワーを見せています。
ルースより前のヤンキースで「ホームラン・ベイカー」と、言われた
ベイカー選手のヤンキース厚手のセーター。
さらに、カル・リプケンJが、ゲーリッグを追い抜く2131試合連続
出場のラインアップ・カードや、ルーズ夫妻がゲストを招いたときに
呑んだ、特大の赤タブレットも飾られ、オリオールズとキューバ代表
との親善試合に掲げた、両国国旗が高く挙がっています。その写真は、
「もっと交流を深めたい」という意味合いが感じられます。
この博物館2階には「漫画殿堂」ゲッピ博物館があります。まだ
新設2年目の新しい施設ですが、「よくもこれだけ集めたもの」
と、感心するほど、様々な漫画の原画、写真がびっしり。
漫画好きには堪えられないほどの収集を誇る展示です。
チケットは4㌦でOK。ボルチモアを訪ねたら、一度、覗いて
ください。
(了)
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