”記録の神様”千葉功さんの連載2500回達成記念のパーティー(6日夜、飯田橋)で、
朝日新聞に「大リーグが大好き」のコラムを連載をされている、
慶応大学医学部・准教授、向井万起男さんにお会いしました。
いや、豪快ですね、その全米ツアー取材のやり方は。すごい!。
医学部の仕事は多忙で、朝は午前7時30分から深夜まで勤務は続くそうです。
「だから、ときどき、休暇を取って、アメリカに出かけます」。
ところが、そのやり方は、何とも豪快。「行く先はおおざっぱに決めてから日本を出発
しますが、着いたら、すぐにレンタカーを借りて、あとは気ままのロング・ドライブ。
途中でモーテルを見付ければ”空いています?”じゃ、と、泊まります。
朝、目覚めると、ハイウェーを一気の疾走。いや、気分がいいですよ。
仕事の疲れなんかも吹っ飛びます。渡米?いつも単身行動ですよ」。
単身で取材する、のは私も同じですが(こうしないと、自分で研究する時間が取れないので)
車を運転しない私は、とても、気ままに動く、というわけにはいきません。
飛行機、鉄道、バス、地下鉄を調べ、ランド・マクナレーの大型アメリカ地図を検討して
「取材するのに、どこがベストのホテルか、を決めて基本日程を作ります。
これで、10年余、全米を駆け回ってきましたりました。原則として、お目当ての場所
は、ホテルから徒歩圏内でないと、困難なのです。
だから、先生のように、一気の疾走ができたら、どんなに愉快か、と、うらやましい気も
します。
「この前、テキサスと、ミルウォーキーに行きました。ブリュワーズのミラー・パーク
はまだ見たことがないので、一度行きたかったので」と、にっこりされました。
「定年まであと5年。辞めたらさらに5年は行けるかな。でも、その先は70歳を超えるので
もう、ドライブは無理かな」と、今後の渡米構想も話す向井先生。
「アメリカには実に多くの野球殿堂、博物館がありますね。それを、地域の人は
大切にしているのが、現地へ行くと良く分かりましたよ」のご意見には、私も
同感です。
先生の”疾走ドライブ大リーグ紀行”が今後、どんな話題を提供してくださるか、
楽しみにしています。
了
コメント