今日7日開幕するウィンター・ミーテイング初日、マイナー・リーグ最高の栄誉賞、
と言われる「ザ・ジョン・ジョンソン会長賞」は、A級カリフォルニア・リーグの
サンノゼ・ジャイアンツが受賞。晴れて表彰されます。
フランチャイズ発展、地域への貢献度、プロモーション活動を高く評価されたものです。
CEOのジム・ワイヤーマン会長は、「2005年からファン動員は27%もアップした。
絶え間ない努力は浸透し、地域の人々に愛され、支援されるようになったのは
本当にうれしい。われわれは楽しみ、安全さ、快適を目標に、常に、ファン
の求めるものを探し、家族そろって楽しめる環境に努力してきました。
それに、親球団との親密な関係を保つのは、極めて重大な基本方針です。
サンノゼは1988年からサンフランシスコ・ジャイアンツと、提携し、
今や、ジャイアンツはドラフト1位指名の金の卵を、サンノゼに送り込み、
ウチに育成を依頼している。多くのファンがこれらスターの動向に関心を持ってもらいたい、
と、PRも続けてきた」と、成功を語っています。
さらに、地域のユース施設へ年間40万㌦を寄贈。この支援プログラム
もタイアップしています。
サンノゼ市とも協力し、お互いに助け合う関係をずっと保っています。
2005年は年間15万338人、平均2211人だったのが、年々上昇。
2009年は初めて年間20万人を突破。リーグ3位の21万1054人。平均
3015人にもなりました。
サンノゼ市は人口94万8279人の大都市ですが、NHLのシャークス、
サッカーのアースクェークがメジャー・スポーツで、ジャイアンツはその次でした。
さらに、アスレチックスがサンノゼ移転を計画、実現寸前だったのですが、
市民を挙げての反対運動で計画はストップ。サンノゼ・ジャイアンツは消滅の
ピンチを逃れたのです。
市民に守られたジャンアンツは、今後も、さらに発展して行くのではないでしょうか。
了
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