ドジャースは1勝1敗でフィラデルフィアへ乗り込みましたが、第3戦前日は
雨で打撃練習を中止。内野守備だけで終わりました。
大敵は冬の寒さです。第3戦(18日・日曜日・夜)フィラデルフィアの天気予報は
曇り時々雨。気温6度、と、野球をやるには最悪のナイターです。
ロサンゼルスの第2戦は、公式発表の気温は何と34度。真夏の猛暑でした。
いつも、この時期のロサンゼルスは、気温20度から25度。誠に快適な気候ですが、
この突然の焼けるような暑さには驚きました。
週間天気予報だと、「低気圧が去るので、悪いのは18日の日曜日だけ。次第に天気は
回復する」ようですが、防寒具での観戦はファンには気の毒です。
フィリーズは、東海岸の寒さには慣れているのでOKでしょうが、南国ロサンゼルス
から来たドジャースはさあ大変。第3戦、先発予定のフィリーズ左腕、クリフ・リー投手
は「僕はクリーブランドに居て寒さには慣れているし、コロラドもすごく寒かったが、
7回までトラブルなく投げられた。大変なのはドジャースのバッター。どんな対策を
取るのかな」と、相手を気遣う余裕です。
実は、私も、2001年、マーリンズ対インディアンスの南北シリーズで、猛暑(マイアミ)
と、小雪の中(クリーブランド)の極端な温度差シリーズを体験しました。
7戦までもつれて、マーリンズが4勝3敗で凱歌を挙げましたが、猛暑から来た、
マーリンズが、寒いクリーブランドで2勝1敗と、勝ち越したのが決め手に
なった、のです。
だから、暑い国から来たドジャースがお手上げ、かというと、そうでも
ないようです。ジョー・トーリ監督が、どんな寒さ対策を取るか、
明日が楽しみです。
了
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