アメリカン・リーグ中地区の優勝を賭けた死闘、タイガース対ツインズの1、2位決戦
は、雨で1日遅れ、9月29日、デトロイトのコメリカ・パークでダブルヘッダーを
行いました。
第1試合は延長10回、ツインズが3-2で勝利。1ゲーム差に迫りました。
しかし、第2試合のナイターでは、タイガースの看板エース、ジャスティン・バーランダーが
129球の力投、6-5で競り勝ち、1勝1敗で再び「2差」を保ち、ともに残り5試合に
運命を賭けます。
ツインズは第1試合の勝利で今季の対タイガースとの対戦を10勝6敗とリード。
勝ち越しが決まったため、万一、両チームが最終日に同率首位で並んだとき、
10月5日(月)に行われる予定の「1試合プレーオフ」のホーム開催権を確保
しました。
ところが、この日はメトロ・ドームで、ホームのNFLバイキングス(目下3戦全勝)
のマンデー・ナイター(相手はグリーンベイ・パッカーズ)の黄金カードが
組まれているのです。
バイキングスは「NFL公式戦の日程は早くから決まっている。ウチが譲ることは
絶対にできない」と、看板カードを変更しない、と、宣言しています。
この最悪のケースになれば、ツインズは空いている近くのミルウォーキーのミラー・パーク
を借りるか、やむなくデトロイトで行うか、困っています。まだ、同率になるかどうかは
最終日まだわからないので静観の形ですが、どうなるでしょうか。
ツインズは今季、メトロ・ドーム最後の年。10月2日からの最終3連戦(ロイヤルズ)は
「サヨナラ・メトロ・ドーム」のイベントも多数予定されています。
ツインズが残り試合を全勝して逆転優勝を飾るか。また、タイガースが
必死に逃げ切るのか、10月4日の閉幕まで、ハラハラ、どきどきの毎日です。
了
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