最近、2人のベテランが「来年もやります」と、続投宣言しました。
1人はレイズのシニア・アドバイザー、ドン・ジマーさん。
もう1人はレンジャースのオマー・ヴィスケール内野手。ジマーさんは、私と同じ年齢、
78歳。ヴィスケール内野手は42歳。現役内野手最年長です。
ジマーさんは1954年、ドジャースの内野手からスタート。もう60年を超えるプロ
生活の息の長さ。レイズの若手の精神的な相談役で、自分の経験を語りながら
いかに生きるか、を教えている、いい、おじいさんです。
マンガのポパイそっくりで、好人物ですから、敵はおらず、レッドソックス、ヤンキース
で監督、コーチ、相談役で活躍してきました。日米野球でも監督で来日しています。
腰、背中を痛め、9月2日に手術を受けて経過良好。
10月初旬からリハビリを始め、「来年のキャンプ?間に合う?オー・イエス!」と、
元気に応えたそうです。
連覇を逃して3位に落ちたレイズですが、若手がさらに力をつければ、
来年、再び、旋風を起こしそうな予感もします。
ヴィスケールは、「若手遊撃手を育てる指導役に」と、要請されてレンジャーズ入り。
アドバイスしながら、遊撃、二塁手で出場。打率も3割を打ち、しかも、
ノーエラー。軽快な体の動きは、とても、42歳の年齢とは感じられません。
「来季もプレーしたい」ヴィスケールの希望を聞いた、ロン・ワシントン監督は
「彼の意欲さえあれば、もちろん、来年も期待したい」と、OK。
さらに1年の延長契約を結ぶでしょう。
ヴィスケールは音楽、絵画のセンス豊で、リズム感は全身にみなぎる男です。
「野球は楽しみたい」と、性格は明るいので、その最年長記録が、さらに伸びる
のを応援したい、ものです。
了
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