9月7日(月)はレイバー・デー。全米の休日です。週末の休みに続く、ボーナスの
休日が設けられたのは「明日から学校が始まりますよ。今日が最後のお休み」
というサインなのです。長い夏休みが終わり、新たなスタートの始まりを告げる
締めくくりの大事な休日なのです。
ウィキペディアによりますと、この休日発祥はカナダから。アメリカへ広まり、
ニューヨークで1882年9月5日に「レイバー・デー」を設けたのが最初、
と言われています。
労働者の休日です。家族はこの日を一家団欒で楽しみ、秋のスタートに備えます。
この週からいよいよ、フットボールのシーズンの始まりです。
カレジ、NFLの週末のゲームが全米を熱狂させます。まさに”スポーツの秋”の
スタートなのです。
MLBもこの休日の7日、明日からの登校に供えて、どこもデーゲームで開催。
プレゼントを用意して、家族サービスの1日でした。
ヤンキースだけは、6月5日に雨天中止になった試合をダブルヘッダー
で組み入れて、第2試合はナイターになりました。旧ヤンキースタジアムで
ダブルヘッダーが行われたのは、1978年9月4日、対タイガース戦以来、
31年ぶり(ヤンキースのゲーム・ノートによる)の珍しい試合でした。
最初からナイターを予定していたクリーブランド(対レンジャース)は雨中止
(8日にダブルヘッダーで行います)になりました。
しかし、どこも、意外にファンは集まらず、トロントは1万3153人。
今季ワースト3位の不入り。カンザス・シテイも1万8453人。ピッツバーグ
は1万4673人。休日でも寂しいですね。
4万人を超えたのはヤンキー・スタジアム(2試合とも。4万7436人と4万5953人)と、
コロラド(4万357人)の2球場だけでした。
野球ファンも野球場で遊ぶより、早く明日の支度をしなければ、
という気持ちなのでしょうか。
了
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