レイバーデーは残り20試合前後。この時点で首位ならば、ほぼ、プレーオフ出場は
見えてくる関門です。
しかし、首位といっても当確ではないことは、過去の歴史が証明しています。
最近では、2007年のメッツがその代表でしょう。
今季と同じ9月7日では、2位に6差。12日では7差と開き、地区優勝マジックも
11。だれも独走優勝を信じて疑いませんでした。
だが、急速に失速。5連敗を2回。13日から5勝12敗と急降下。猛追した
フィリーズ(13勝4敗)に「1差}で14年ぶりの地区優勝をさらわれる悲劇が起きた
のです。ニューヨークのファンは「こんな馬鹿なことがあるか!」と、呆然自失でした。
昨年のメッツも9月15日まで首位でしたが、またまた失速。フィリーズに
抜かれたのでした。そして、ウィリー・アンドルフ監督の解任へ。
今季はヤンキース(9差)、カージナルス(11・5差)が独走ゴールを目指していますが、
何が起こるか、分からないのはMLBの宿命です。
今、6差をつけているフィリース、6・5差のタイガース、5差のエンゼルス、
3・5差のドジャースも果たして無事にゴールできるかどうか?
閉幕は10月4日(日)。ハラハラ、どきどきの1ヶ月です。
了
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