ワシントンでは、もうひとつのスミソニアンを訪ねました。
「国立アメリカ歴史博物館」です。地下鉄のブルー、オレンジ・ラインが走る
スミソニアン駅か、トライアングル駅で下車。ワン・ブロックで着きます。
横に広い大きな博物館で、約2年間改修のために休み、2008年秋に再開しました。
アメリカの独立した文化と歴史を、あらゆる角度から探求するような分類がされ、
由緒ある資料が多数展示されています。
ここもスポーツ展示を目指して行きました。ちょうど独立祭の期間で、おやすみの
家族連れが多数繰り出し、いや、ものすごい混雑でした。
目的地までたどり着くには、すごく時間がかかるのです。
スポーツは西館3階のコーナー。2007年ワールドシリーズ優勝した、レッドソックス
のトロフィーは、展示を終えて、ボストンへ戻っていましたが、優勝投手、
ジョン・レスターのグレーのユニホームと、その試合の三塁ベースも一緒に
展示ウィンドーに収められていました。
この他では、クーパースタウン殿堂入りした、ロベルト・クレメンテ外野手の
パイレーツ・ユニホームも、独立したウインドーに掲げられていました。
この西館は「サンクス・フォア・ザ・メモリーズ」のタイトルで統一され、
スミソニアンが所蔵している、多くのスポーツ・メモラビリアは、全米各地の
巡回公開が終わり、ワシントンへ戻ってきたので、これからは、順次、新たな公開
されていく、と、思います。
博物館のグッズ・ショップには「スミソニアン野球」の収集本を発見しました。
定価21㌦95㌣。本の中には、知らない未知の貴重な資料も多く、
「こんなに珍しい資料があるのか」と、感心するほど、多彩な、貴重なものばかりです。
この博物館はすべて見ようとしたら、とても、1日では回りきれません。
狙いを定めて回らないと、時間が足りなくなります。
改修とともに、中庭も開放され、ここでランチ、お茶で休むことも可能になりました。
サンドイッチなどは室内のカフェテリアで購入、中庭に置かれている椅子に
くつろいで、食事することもできます。スープもおいしそうでした。2階にもカフェが
あります。こちらもにぎやかなようでした。
(了)
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