禁止薬物違反で50試合の出場停止処分を受けている、ドジャースのマニー・ラミレス
外野手は、ドジャースのクラブハウスで、メデイアのインタビューを受けて話したのは
たちまち、6月11日、MLBから注意処分を受けました。
EメールでMLBパトリック・コートネー広報部長から、ドジャーズのPR担当副会長
ジュシュ・ラビッチ氏に「私信」の形で送られたもので「謹慎期間中は、クラブハウス
でメディアとの対応は遺憾です。今後、行うことは遠慮ください」という、やんわり
した通達でしたが、ドジャースは、6月10日、メディアの要請で、ドジャー・スタジアムで
自主トレ中のラミレスの対応場を設けたもので、これは「協定違反になりますよ」という
MLBの意向なのです。
今後は、7月2日に解禁になり、3日から始動する日が来るまで、インタビュー、
会見はできないことになります。
私は、気になるのは、ラミレスは本当に反省して、薬物使用を絶つクリーンな
人間になったのか、どうか、という点です。
「私は殺人をしたのでも、婦人暴行事件を起こしたのでもない。今は前進の
準備をしている。もう過去のことにこだわらず、則戦力になりたい」
の会見を聞いていると「これでは、禁止薬物使用の大罪を、心から反省
しているのかしら」と、疑問に思います。
殺人犯人ではないにせよ、MLBで最大の違反、禁止薬物を平気で使用した
反省の言葉が出てこないのは、気になります。
そして、再起のとき、果たして、かってのパワーは戻るのか、薬物で後押しされた
力ではなかったのか、の心配も起きます。
ドジャースも復帰待望のファンの声がある以上、使わないわけにはいかず、
今独走、単独トップの40勝。とてもうまく行っている打線、守備は、
ラミレスを受け入れても大丈夫なのか?問題点は山積みではありませんか。
打てなかれば「やっぱり薬のお陰だったのか」という批判の声も出てくるでしょう。
ジョー・トーリ監督は、どう難物・ラミレスをさばくのか?注目の「7・3」はもうすぐです。
了
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