サッカーの取材で動いていたので、週末は原稿を書く時間がなく、空白ができたのは、
申し訳ありませんでした。
インターリーグも第2ランドが開幕。依然として、ア・リーグの優勢が続いています。
6月13日、クリーブランド(インディアンス対カージナルス)のシリーズで、1997年
開幕した「インターリーグ」は、1億人動員突破の歴史的瞬間を迎えました。
12日で9936万8556人。試合開始時間の関係で、先にスタートしたクリーブランド
で開始20分前にやってきた、15人の家族連れ一家が、この幸運をつかんだのです。
クリーブランド市北東、エリー湖畔の小都市「アシュタビューラ」(人口2万1000人)
から到着すると、待っていたのは、「100ミリオンファン」と、赤字で背中に縫い込まれた
インディアンスのジャージー。
受けたのは、ランディ・ルーミスさん(49)。「本当?ショック!」と、叫んで、全員カメラ
の前に並び、笑顔で応じました。
プレゼントは100㌦相当の記念グッズ、オールスター・ゲーム(セントルイス市)の
観戦チケット。首振り人形までもらい、みんな改めて「びっくりしました!」。
この日は同行した5歳の孫、カリブ君の誕生日。「お前がカウントされて幸運を
呼んだ」と、みんなバンザイでした。
「歴史的瞬間は13年もの間、支えてくれた、地方ファンのおかげ。感謝の
言葉に尽きます」と、全米のファンにメッセージを贈るバド・セリグ・コミッショナー。
アシュータビューラとは、アメリカ地名辞典によると「現地人の言葉で”魚の多い
川”という意味」だそうです。いや、家族総出で来たからこそ、ぴたりと出会った
のです。幸運はどこに起きるか、分かりません。みんなで来た甲斐がありましたね。
14日終了のシリーズは、アが22勝20敗(前回も同じ成績)。アはスィープ
が3球団(エンゼルス、ロイヤルズ、レイズ)ナは2球団(ロッキーズ、マーリンズ)。
特にロッキーズはチーム・タイ記録の11連勝の快進撃。最下位を脱出。
5割へあと一息に迫る快進撃。監督交代で波に乗るロッキーズは注目です。
了
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