いよいよ、オープン戦がスタートしました。WBCの関係で例年より速まり、
キャンプがスタートしてすぐのゲーム開始。どの選手も、体調を整えながら、振り落としの
競争に勝とう、と必死です。
ヤンキースは快調に2連勝。26日は、新たに「ジョージ・スタインブレナー・フィールド」
と改名したタンパのホームお披露目試合。昨年、東地区優勝のレイズに5-1で快勝。2連勝
(前日は6-1でブルージェイズ)の好スタートです。
この日は期待の若手、ヒューズ投手が先発。2イニングをノーヒット。三振2個を
奪い、再起をうかがわせる出来でした。さらに、手術後のリハビリを続ける
ポサダ捕手がDHで出場、先制アーチと二塁打の活躍。まだ「無理をするな」
と止められている松井より早い回復ぶりをアピールしました。
ヤンキースの試合なら毎年満員になるこの球場は、今日も満員でした。今季、アリゾナ、
フロリダのオープン戦を通じて最多の1万693人を動員。ぎっしりの大入り。
やはり人気一番です。
今春ヤンキースのオープン戦は37試合も組まれていますが、レジェンド・フィールド、と
言われたこの球場の改名セレモニーが行われたのは、昨年オープン戦の
最終日。2008年3月28日でした。だから、これが、改名されてから初めての試合なのです。
キャンプ参加メンバーは実に64人。(投手33人、捕手8、内野13人、外野10人)。
いかに投手が多いかが分かります。アメリカばかりか、他の海外8カ国も
含まれる国際色豊かな選手が集まりました。最終ベンチ入りの投手は12人に
絞られますから大変な激戦です。アジアからは日本と台湾。24人は40人
のワク外の選手。昨春、ヤンキースのユニホームを着ていなかった選手も27人
もいます。再起を図る井川投手は残れるか、すべては結果次第です。
彼の幸運を祈りましょう。
了
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