与那嶺さんは、東京ドーム内部の「野球体育博物館」殿堂入りしています。
1994年、記者投票の競技者表彰で選ばれました。ここには、顔の表情・彫刻額が掲げ
られています。
さらに、サンフランシスコ日系二世選手スポーツ殿堂(ジャパン・タウン)でも、表彰され
ました。2002年11月2日、サンフランシスコ・キャンドル・スティック・パークで、
第1回の受賞式典があり、他のアスリートとともに表彰された写真が残っています。しかし、
ここは、常設の展示場がないのです。その場の表彰だけでした。
ホノルル郊外の「アロハ・スタジアム」には、「ハワイ・スポーツ殿堂」が常設され、与那嶺の
他、若林投手(元阪神監督)レン・サカタ内野手(ロッテ・ファーム監督)も、
掲額されています。
ロサンゼルスのジャパン・タウンにある「日系博物館」にも、活躍した日系二世選手、
として表彰されています。
これほど、多くの殿堂入りしている、与那嶺さんですが、関連のグッズが展示されて
いるのは、このホノルル空港だけなのです。
私は、勝手に「与那嶺殿堂」と、命名しましたが、この背景を考えれば、実に
立派な殿堂ではありませんか。
ただし、ここは日本へ帰国するチケットを持った乗客でないと、通行はできません。
「与那嶺の殿堂を見たいから」と、言ってもOKにはなりません。
ですから、通行のときは、是非、足を止めてください。本当に、与那嶺の野球、
フットボールに掛けた情熱が伝わって来るんですネ。
了
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