デトロイト市には、さらに、「ミシガン・スポーツ殿堂」があります。
高架モノレールの「ピープル・ムーバー」に乗って、コボ・センター駅
で下車。改札口からエスカレーターで場内へ入り、国際会議場
「コボ・センター」に着けば、ここの1階ホールの壁面を埋め尽くす形で
額がびっしり掲げられているのが分かります。
野球のタイガースだけではなく、歴代ミシガン州出身のスポーツマン
がすべてそろっています。額だけではありません。肖像、写真なども並べられています。
まさに壮観です。
ここは、デトロイト市トレード・ショーの舞台。盛んに各種会議、集会が行われ、
その参会者に会議の合間に、眺めてもらいたい、と計画されました。
このコボ・センターの参加者は、年間100万人を超す、
と言われているだけに、絶好の展示場です。
このミシガン殿堂の正式名称は「ミシガン州立殿堂」。天井まで吹き抜けの
明るい3階建て。ガラス張り。正面入り口には、巨大なジョー・ルイス像は
そびえています。
ルイスは”褐色の爆弾”と、恐れられたほどの、世界ヘビー級ボクシング
偉大なチャンピオン。地元ミシガン州出身の英雄です。
左隣のアリーナが「ジョー・ルイス・アリーナ」と、名付けられている
のを見ても、ルイスの存在の大きさが分かります。ここは、NHLの名門
「デトロイト・レッドウイングス」のホーム・コート。冬のシーズンは
ホッケー・ファンでいつも満員の盛況です。
ここを、人気アリーナに改修したのは、カメリカ・パークを建設
した、マイク・イリッチ氏。オーナーの努力はすごいものですね。
ミシガン・スポーツ殿堂の、壁面に飾られている人々の数は205人
にもなります。
了
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