今週届いた「マイナー・リーグ・ニューズ」最新号は、今季から発足した、
ニューヨーク・ペン・リーグに「コネチカット・タイガース」がデビューぶりを
紹介しています。
昨年まではニューヨーク州のオネオンタでプレーしていたのですが、
今季からコネチカット州のノーウィッチ市(人口3万5000人、同州南東部
の町。テームズ川に面している、化学薬品製造などの産業都市)へ移転。
同市にある「ドッド・スタジアム」で、ホーム・ゲームは、6月26日に
オープンする、予定です。
オネオンタはファンが少なく、昨年は平均692人の最小動員。会長兼GM
のアンドルー・ウェッブ氏が奔走して、ノーウィッチへ移転したものです。
「ファンがいない、というのは、ローカル・マイナーにはとても苦しい。
今度こそ、ファンも来てくれそうだ」
スポンサー探しは大変だったようですが、今年は6回の花火デーを開催。
シーズンを通じてこの州最大のコンビニ・チェーン「エクストラ・マート」社
の支援を仰ぐことに成功。「ぜひ見に来てください」と、呼びかけています。
ドッド・スタジアムは6270人収容、1995年竣工。1Aでは立派な野球場です。
同州選出の上院議員、トーマス・ドッド氏のネイミングです。
ニューヨーク・ペン・リーグは短期シーズン、14チーム参加、1チーム76
試合開催の日程です。タイガースでは、職員の手が足りないため、
臨時のゲーム・スタッフを集めて運営する方針です。
1人何役もやる、マイナー・チームの頑張りには感心します。
タイガースの下部組織で、ユニホームもタイガースとそっくり。
選手は投手、野手各15人の少数編成。頑張れ!ノーウィッチです。
了