ヤンキースは20日、FA黒田博樹投手(37)と1年契約、年俸1500万㌦
(約12億3000万円)でサインしました。
古巣ドジャースへの復帰、日本へ帰国も選択肢でしたが、「もう1年優勝へ挑戦
したい」と、ヤンキース残留を決意しました。
今季は自己ベストの219回3分の2を投げ、16勝11敗、防御率3・32、
三振奪取167。すべてチームNO・1でした。
「毎年クリエイティブに投げたいのが念願。タフな決断だったが、再び
優勝をめざしたい意欲が沸いてきた。チームメートとともに戦いたい」
と、会見で英語でコメント。態度も堂々、主力スターの貫禄(かんろく)でした。
「大切なパートが埋まった。これでサバシーアと両輪ができる。
ローテの確率は大きな課題だった。彼こそリアル・プロ」と、ブライアン・
キャッシュマンGMはほっとした表情です。
打者天国のヤンキー・スタジアムで11勝6敗、防御率2・72、
の好成績。「来年はロードの成績(5勝5敗、4・23)を向上させ、
1年間をコンスタントに投げたい」願いも込めました。
あと1人、41歳の左腕、アンデイ・ペテイトはまだ来季の去就を
明らかにしていません。
開幕前に38歳になる黒田。来年こそ、ワールド・シリーズの舞台へ
送り出したいものです。
ヤンキース・コムの情報でした。
了
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